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冷凍ミイラ アイスマン 5300年前より現代に親族が確認される

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アイスマンに入った入墨は治療用の物か?
https://yosyan.hatenablog.com/entry/20151122


アイスマンとは、1991年 アルプス山脈にて発見された、世界最古の冷凍ミイラである。この程、インスブルック医科大学、法医学研究所の科学者ヴァルター・パーソン氏らにより、現代にアイスマンの親族がいる事が分かった。

遺伝子を受け継ぐ者

オーストリアチロル地方に住む3700人から採取したDNAを分析し、少なくとも19人の男性の親族がいることが判明した。


アイスマンゲノム解析により、普通は変化せずに受け継がれる、DNAの突然変異に注目した。同じ変異が起こった人たちをハプログループとして、ひとつの遺伝的集団と定義し、そのグループが関わった地域を調べることで、グループの移動の軌跡を追うことができる。

ハプログループとは、単一の一塩基多型 (SNP) 変異をもつ共通祖先をもつような、よく似たハプロタイプの集団のことで、単倍群とも訳される。


アイスマンのハプログループG-L91、Y染色体の分析を行い男性の子孫をつきとめた。これまでのところ、この19人はアイスマンとの遺伝学的関係は知らされていない。


アイスマンは、筋肉質な体型だった。歯が悪く、乳製品を受けつけない体質で、遺伝的に冠状動脈性心臓病か関節炎の疾患があったことがわかっている。


2007年、CTスキャンによって左の鎖骨下動脈が矢で傷つけられ、失血死したことが判明した。さらに断層撮影(CAT)脳のスキャンにより、激しく強打されたことによる外傷が見つかった。

アイスマンの身体に見る疾患

アイスマンは、余り健康とは言えなかった事が分かっている。動脈硬化や胆石、足の小指には腫瘍が有った。また、腸には寄生虫の卵、そしてライム病(関節炎)。歯も悪く、歯周病と虫歯を患っていた。更に、肋骨に損傷、体内のヒ素量がとても高い。(武器を製造する仕事、もしくは金属鉱石や銅鉱石に触れていた)

入墨の謎

アイスマンには多くの入墨が確認されている、この入墨は模様の様な物とは、どうやら違うようだ。何故なら、入墨の位置から古代の鍼治療ではないかと、仮説を立てた研究者がいる。


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それと言うのも入墨の8割は、背中や腹の不調に関連するツボに沿った位置にある。皮膚を切開して、炭を埋め込んでいる。また、右のあばら骨の下にも入墨があり、この箇所は胆石や感染の治療のツボと一致する。鍼師には、こう言った知識があるという。


もし、アイスマンの入墨が、針治療の為の物だとすれば、2000年前に中国で初めに行われていたとされている事が、なんと更に3000年以上も昔にさかのぼる事となります。


アイスマンは私達に、古代の色々な情報を教えてくれている様です。


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