この道は、アトランティスへと続くのか?
1968年9月 アメリカ フロリダ半島沖の、バハマ諸島ビミニ島から1キロの浅瀬で人工的な石組みが見つかった。
マイアミ科学博物館の考古学者・深海潜水士の Jマンソン・バレンタイン博士らが、長さ約600メートルに及ぶ石畳を発見した。
長方形をした大小の切石が、直線に並べられた さながら道路の様だった。その為、地名を取りビミニ・ロードと名付けらえた。
切石は、最大4.5メートル四方もあり巨大だ。石灰岩の基礎の上に並べられ、直線を形成している。長方形の大小の切石が J字形に敷き詰められ、その先端がカーブしている。
これらの石は、年代測定の結果、1万5000年前に地表に露出していた。1万5000年前と言うと、アトランティスの事が頭にちらつきます。
「眠れる予言者」故エドガー・ケイシー
というのも、「眠れる予言者」故エドガー・ケイシーは、「神殿の一部が、古くからある海底の軟泥の下から発見されるであろう。フロリダ沿岸沖のビミニと言う場所のちかくで・・・」と残しており、この発見を年代も含めて正確に当てていた。
しかし、この遺跡の正体は全く分かっていない。考古学者のデビット・ジク博士は、宗教儀式か天文観測の遺跡と結論づけている。
1990年以降、ビミニ島東部のマングローブの群生する湿地帯で、猫や魚をかたどったマウンドが上空から確認された。魚はサメ・猫はジャガー(インカの守り神)と思われる。だが、何故上空からでなければ分からない様に、造ってあるかは不明である。
バハマ諸島周辺の海域は、氷河期が終わり海面が上昇した1万2000年以降、隆起した事が無い。アトランティスの遺跡なのかは、不明である。だが、ここに失われた文明が、存在していたのは確かだろう。