周囲の人と比べると、その大きさが分かる。
レバノンのバールベックには、世界最大級の切石がある。
ジュピター神殿の土台に使われている石、「トリリトン」(驚異の三石)よりも大きな切石が有るのだ。
その世界最大級の切石は、ジュピター神殿から南西に約1キロ離れた場所に存在している。
「南の石」と呼ばれる巨石だ!長さ約21メートル・高さ4.2メートル・幅4.8メートル・重さはなんと1200~2000トン(推定)もある。
この南の石は、動かされた痕跡が無い。何故使われなかったのか、不明である。ただ、ドイツ考古学研究所の考えによると、「岩の端の質が悪く「、輸送中に破損する可能性があるから、輸送を断念した」という。
輸送方法も分かっていないのだから、輸送中に破損する恐れと言われても、ピントこないですね。
そしてなんと、さらに大きな切石が見つかったと言う。2014年の夏に同じ採石場で、南の石を超える大きさの巨石が発見されました。
長さ約19.6m・幅6m・高さは少なくとも5.5m(部分的に埋まっているため)で、重さは1650~2000トン?(推定)。
南の石と言い、この大きな切石と言い、何故使われなかったのでしょう?