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ノアの箱舟 驚異の構造!古代の潜水艦か⁉

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箱舟に乗ったまま受ける、浸水式洗礼とは?
https://hishi07.hatenablog.com/entry/2014/10/03/231900

ノアの箱舟は古代の潜水艦か⁉

旧約聖書に登場する「ノアの箱舟」、きっと誰しもご存知のお話だと思います。ですが、どの様な船だったのか?となると、良く分かりません。聖書にある記述などから、その姿を追ってみましょう。

何故、箱舟と呼ぶのか?

初めに、何故「箱舟」と呼ぶのか?箱と言われれば普通は、直方体の様な形を思い描きます。ですがノアの箱舟は、直方体の様に角ばってはいなかったそうです。では何故、箱舟と言われるのか?これには、理由が有ります。

旧約聖書」原典には、ノアが建設した船をヘブライ語で「タバー」と記して有る。これをギリシャ語の「70人訳聖書(セプタギュンタ)」に翻訳する際、「キボトス」と言う言葉を当てた。キボトスには箱の様な船という意味があるため、後の「ラテン語聖書(ウルガータ)」や「英語聖書(欽定訳)」にも踏襲され、「日本語聖書」でも箱舟と呼ばれるようになる。

 
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http://blog.livedoor.jp/korokinu0102724-korokinu0102724/archives/11300567.html

本来は箱形(直方体)ではなく、普通の両端が尖った紡錘形(ぼうすいがた)の船だったのです。

ノアの箱舟の寸法

形状とともに気になるのが、箱舟の大きさだと思います。大小、多くの動物を乗せたのですから、かなり大きいのでは?と想像してしまいます。

「長さ300アンマ・幅50アンマ・高さ30アンマ」。1アンマはエジプトの長さの単位キュビットと同じ約45センチ、メートルに直すと「長さ約135メートル・幅約22.5メートル・高さ約13.5メートル」となる。

これは、「旧約聖書」にある記述です。もしも、箱舟の寸法が記述通りだったとするならば、とても凄い事なのです。と言いますのも、寸法比率に致しますと「30:5:3」と成り、これは現代の大型タンカーにも採用される比率です。

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https://response.jp/article/2014/11/26/238246.html

つまり、「黄金比率」であるのです。黄金比率で建造された船は非常に安定し、90度にまで直立しても沈まない事が分かっています。流石、神様からの御告げにより、建造した船です。ノアさんは、この事を理解していたのでしょうね。

箱舟の内部構造

ノアの箱舟の内部構造ですが、実はこれが分かっているのです。

「箱舟の側面には戸口を造りなさい。また、一階と二階と三階を造りなさい」(創世記)第6章16節

 
この記述のおかげで、三層構造になっている事は分かっていました。

トルコ政府はノアの箱舟が有るとされる、アララト山一帯を封鎖し、アメリカ軍と共に箱舟の化石の調査を行ったのです。この時アメリカ軍は、「インターフェース・レーダー」を持ち込んだのです。インターフェース・レーダーとは、NASAが地球の地下資源探査の為に使用し、地下数十メートルまでスキャン出来ると言われています。

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http://blog.livedoor.jp/hideki4612/archives/1063933273.html

このインターフェース・レーダーによって撮影したところ、内部は大きく三層構造になっている事が判明しました。やはり、旧約聖書の記述通りでした。ですが記述に無い事実も、アメリカ軍の発掘によって発見されたのです。

聖書の記述に無い事実

インターフェース・レーダーの映像を見ると、一番下の階層が完全に押し潰されている事が分かりました。というのも、ノアの箱舟の記述によれば、40日降り続いた雨は、大地をおおうほどの大洪水となり150日もの間、水は引かなかったが、ノアとその家族だけは生き残った。水が引き箱舟は、現在のトルコ東部に漂着した。この漂着した所が「アララト山」と聖書には記述されており、今日知られるアララト山は、現在のトルコ東北部 アルメニアやイランとの国境近くにそびえ、標高は5165メートル。

しかし、トルコ政府とアメリカ軍が発掘調査を行った場所は、海抜2000メートル地点なのである。つまり、もっと高い所に漂着した箱舟が、現在の地点まで押し流されてくる間に、重みによってぺちゃんこになったのではないかと考えられたのです。

最下層部は開閉式

発掘が進むにつれ、妙な事が分かって参りました。なんと最下層部は、外に向かって開閉式になっていたのです。ですが、外に向かって開くと、中に水が入ってきてしまいます。どういう事なのでしょう?浸水したら、船に乗せた動物たちが溺死してしまいます。

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https://note.com/satonao310/n/n402624713c50

この水が入る部分には、動物たちや人間を乗せない、ここに乗っていたら死んでしまいますもの。では、この最下層部には何が入っていたのか?手掛かりは「新約聖書」に記述されていました。

「この箱舟に乗り込んだ数人、すなわち八人だけが水の中を通って救われました」(ペトロの手紙1)第3章20節

 
ペトロとは、12使徒の一人であり、これはイエス・キリストとの契約の証である「洗礼(バプステマ)を説明する為に書いたものである。本来バプステマとは、頭に水をパッパッとかけるカトリックなどの「滴礼式洗礼」を言う。だが、古代においては体全体を一度、水中に沈める「浸水式洗礼」だったのです。

つまり、浸水式のバプステマを。その比喩としてノアの箱舟を引き合いに出しているのだと言います。これは、ノアの箱舟に乗っていた8人も、大洪水というバプステマを受けたと、象徴的に語っているのです。

箱舟は潜水艦?

家族8人が、箱舟に乗ったまま浸水式のバプステマを受けるには、箱舟ごと水に沈まなくてはならない。考えてもみれば確かに、豪雨が40日間降り続き地球全土を覆いつくす様な洪水の荒波に、ずっともまれていたら乗っている人間も動物も持たない。それに、いかに箱舟が黄金比率で出来ていようが、海のもくずになりかねない。

そう、箱舟は潜水艦の様に水中に沈んだのではないだろうか?それを示唆するのが、開閉式の最下層部である。まさに、潜水艦の「バラスト」であろう。しかし、浮上する時はどうするのであろう?

重石(バラスト

深海潜水艇には、船底にバラストと呼ばれる重りをつけているものが有る。重石の役割も有り、海底で船体が揺れないのだと言う。


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https://kotobank.jp/word/バチスカーフ-114796


ノアの箱舟の最下層部には、重石となる岩石などがバラストとして入っていたのだろう。きっと、海が落ち着くまでの間、箱舟は海中に潜水していた。浮上する時は、重石を船外に放出するのだ。

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これは、箱舟の錨だったと言われる石、幾つもの十字が刻んで有る。

史上最大の天変地異ノアの大洪水、ここまでの考察から解る事、それは最も安全だったのは海中だったのではないか?と言う事です。 

最後に、箱舟の発掘調査が行われたなんて聞いた事ないよ!皆さんそう思われますよね?その辺の事は、こちらの下の記事を参照して頂きたいです。


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