赤いピラミッド史上最多！3基のピラミッドを造ったスネフル王

f:id:occulthiroba3088:20200502143403j:plain
スネフル王は生涯に3基ものピラミッドを造ったのか？
https://tetsuchippy.com/2018/10/13/red_pyramid/

エジプトのピラミッドと言えば、ギザの3大ピラミッド、クフ王・カフラー王・メンカウラー王のそれぞれが造ったとされるピラミッドです。

ですが、エジプトには他にもピラミッドが有ります。そして、生涯に3基ものピラミッドを造った王がいます。その王の名は、スネフル王（在位＝紀元前2600～前2590年頃）クフ王の父です。

最初に築かれたと言われるのが、メイドム（ダハシュールから50キロ南下したところ）に有るピラミッド。ただし、未完成である。

当初は階段ピラミッドとして造られた様だが、後に四角錐に変更、しかし途中で上部が崩壊してしまい、未完成のままとなった。

このことから現在では、偽ピラミッド・崩壊ピラミッドなどと呼ばれている。

第2に築かれたのは、ダハシュールに有る屈折ピラミッド。高さ約101メートル、底辺約189メートルで、下部の傾斜角度が54度、上部は43度と途中で傾斜角度が変わっている。これが今日、屈折ピラミッドと呼ばれる由縁である。

最後に築かれたピラミッドは、屈折ピラミッドの近くに有ります。高さ約104メートル、底辺約210メートル、傾斜角度約43度、表面の花崗岩が赤く見える事から、赤いピラミッドとも呼ばれます。

この赤いピラミッド、3基めにして初めて、直線の稜線を持つ真正ピラミッドで有りました。スネフル王にとって唯一のピラミッドは、赤いピラミッドだったのかもしれません。

オカルトひろば