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祟りは本当か?怪異を呼ぶ羽田の大鳥居‼

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羽田空港の大鳥居
https://ameblo.jp/to7002/entry-12554794411.html

羽田の大鳥居

賑わう羽田

羽田空港には、かつて穴守稲荷神社という、19世紀初頭に建てられた神社があった。明治初期、羽田近辺は大変な賑わいで、夏は海水浴に潮干狩りと、大勢の人が押し寄せた。さらに温泉が湧いたことで、穴守稲荷神社の門前には温泉旅館や芸者の置屋が出来、一大観光地となった。


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戦前の穴守稲荷神社 
http://anamori.jp/oldanamori.html

羽田へは京浜電鉄(現・京急グループ)を利用し、多くの観光客が訪れた。羽田の大鳥居は、昭和4年に京浜電鉄から奉納されたものである。


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移転された羽田の大鳥居
https://jinja.tokyolovers.jp/tokyo/ota/anamoriinarijinja

羽田の大鳥居とは、多摩川のほとりにたたずむ、赤い鳥居です。かつて、怪異を呼ぶと恐れられ、GHQ連合国軍最高司令官総司令部)の計画も中断に追い込むなど、猛威を振るいました。

怪異を呼ぶ大鳥居

戦後、羽田空港は「ハネダ・アーミー・ベース」としてGHQの管理下に置かれ、それに伴い拡張工事が行われた。その工事の際、大鳥居の撤去が試みられた。だが、大鳥居の上で作業していた米兵3人が立て続けに落下し、1人が死亡、2人が重傷となった。また、別の日に撤去作業を行っていた米兵1人が、重機に挟まれ死亡した。


「この鳥居には何かある」と事態を恐れたGHQは、日本の土建業者に撤去を支持したが、作業員たちが原因不明の発作に見舞われるなど、工事は中断せざるを得なくなった。


この頃になると、穴守稲荷のキツネ様の祟りでは?と、まことしやに噂される様になった。すると、とうとう鳥居の撤去は中止され、その場所は空港ターミナルビル前の駐車場となった。


穴守稲荷神社は別の場所に移転したが、大鳥居だけが不似合いな場所に置かれたままとなった。


しかし、1999年になると再び空港拡張工事を行う事になった。だが、この時は地元住民の強い希望で、撤去ではなく役800メートル離れた場所に移転する事となった。


その時の費用は約2000万円、住民が募金を募り集めたと言う。この際は、心配された祟りは起こらず、1人の怪我人もなく作業は無事に終了した。


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