私が家を建てたのは、15年程前の事です。
まだ、リーマンショックの前でした。
その頃の私は家を建てるにあたり、色々なハウスメーカーのモデルハウスを見学していました。
住みやすさ・間取り・装飾の好み、何よりもローン返済が出来る現実的な価格帯。このあたりを念頭に、メーカーの方にお話を聞いたりしながら見学する日々でした。
そんな日々を送るなか、最後に訪れたハウスメーカーの担当者の発言に驚かせられました。その担当の方は「我が社は一切値引き致しません！」と言ったのです。
そこで私は、少し意地悪な質問を致しました。
「それは凄いお金持ちや、先生と呼ばれる方々にも一切値引きしませんか？」とです。
すると担当者は、「はい、どちらのお客様にも、一切値引き致しません！」と言いました。
私はこの言葉を聞き、このハウスメーカーで家を建てる事に致しました。
えっ！何故⁇と思われる方もおられると思います。勿論、値引きの事だけでなく、耐震性・シロアリ対策・後々のメンテナンス等々も、とても気に入ったからなのですが。
何より私が一番感銘を受けたのは、値引きが無い事でした。
どういう事かと言いますと、誰の家でも同じ品質だと約束してくれたからです。通常の価格より安く購入出来たら、とても嬉しいです。でも、私が100万円値引きしもらえたら、他の方では50万円や30万円かもしれない。値引きが出来るからくりも有るでしょうしね。もっと言ってしまえば、元々100万円上乗せした値段を伝えられているのかも？
そんな事考えたら、切りがないですよね？
私の父が建てた家を作ってくれた大工さんは、父の友人でした。
とても良くしてくれて、値引きもずいぶんしてくれたそうです。
でも、「よその人には本当の代金は言わないでくれ！プラス何百万の値段を言ってくれ！それだけの部材を使い造りにした」と言ったそうです。
私には父の様な大工の友達がいません、だからせめて皆と同じ品質が欲しかったのです。その為、当初の構想では「赤毛のアン」の部屋のような屋根裏部屋が欲しいとか、立派な屋根の梁を見ながら酒を飲むなど色々有りましたが、変わった所は一つも無い作りとなりました。でもだからこそ、住みやすい家が出来たと思っております。
ちなみに、値引きが無いから少し無理しちゃいました。
参考までにハウスメーカー名は記載しませんが、東北震災の後に海沿いに一軒だけ流されずに残っていましたよ。（その様子がTVで報道されました）
家を建てた後に、リーマンショックと東北震災がやってきましたが、無事に乗り切れました。
chat GPTに聞いてみました
家を建てるにあたり、大切なことは以下の通りです。
1 予算の確認：家を建てる前に、予算をしっかりと確認してください。建設費用だけでなく、土地の購入費用や手数料、税金、保険料なども含めた総費用を見積もることが大切です。
2 土地の選定：家を建てるための土地は、交通アクセスや周辺環境、日当たりや風通しの良さなどを考慮して選びましょう。
3 建築計画の作成：建築士や設計士と協力して、家のデザインや間取り、仕様などを決定する計画を作成しましょう。
4 建築会社の選定：信頼できる建築会社を選ぶことが大切です。口コミや評判を参考にするほか、建築会社の実績や技術力、価格帯などを比較検討して決定しましょう。
5 施工管理：建設中は、現場監督や施工管理者とのコミュニケーションを密にし、施工の進捗や品質管理をしっかりと行いましょう。
6 保険の加入：建物保険や地震保険など、必要な保険に加入しておくことが大切です。
7 環境に配慮した設計：家を建てる際には、省エネルギー化や自然素材の使用など、環境に配慮した設計を行うことが求められます。
以上が、家を建てるにあたり大切なことです。注意深く計画を進めることで、理想の家を建てることができます。
chat GPTって、先生みたいで良いですね。
