フレイルとは?
厚生労働省は、要介護になる手前の「フレイル」の人を把握するため、75歳以上の後期高齢者を対象に、2020年度に新たな健診を導入する事を決めた。
フレイルとは
筋力などの身体機能が低下し、心身ともに弱ってきた状態。虚弱を意味する英語「frailty(フレイルティ)」をもとにした造語で、日本老齢医学会が2014年に提唱した。認知機能の低下やうつなどの精神・心理面、閉じこもりや孤立などの社会性も関係する。65歳以上の約1割が該当し、75歳以上で大きく増えるとされる。
健康寿命を延ばし、介護が必要な人を減らすことで、社会保障費を抑える狙いである。
記事 読売新聞