この階段 神の成せる業か?
不思議な階段のお話です、そう怪談ではなく階段です。
1873年 ある修道院の建設が始まりました。アメリカ ニューメキシコ州サンタフェ市内の、ロレットチャペルと言う修道院です。しかし、完成間近になって2階の礼拝堂に登る、階段が無い事にシスター達は気付きました。
慌てたシスター達は、大工に階段を作るよう頼んだが、階段を設置しようにもスペースが無く、頼んだ多くの大工にことごとく断られたと言う。
困ったシスター達は、9日間 神に祈りを捧げたと言う。すると偶然にも、一頭のロバを引き連れた一人の老人が現れ、階段を作らせて欲しいと、シスター達に頼んできたのだ。手には道具箱のみを持っていた 。
老人が用いた道具は一本の鋸、T定規それに金槌に、何の変哲もない木材だけ。それから、シスター達に「桶を貸してほしい」と頼み、桶に水を張って木材を浸し、階段作りを始めたと言う。
階段の製作期間については、諸説あるようです。半年~8カ月という説、もしくは数年と言う説もあります。
一般的な螺旋階段には、支柱があります。
この階段の何が不思議かと言いますと、階段は33段有り それが2回転で2階へ上る螺旋階段。木の釘を使用してはいるが、鉄の釘は一本も使われていない。そして驚く事に、螺旋階段を支える支柱が無い、まるで浮いている様な不思議な階段です。
実は実際に老人が階段を作っている姿を、誰も見た者が居ない。さらに最も不可解なのは、老人は謝礼を受け取らずに姿を消した。そして材木工場では、階段製作の為に購入された、木材の記録が一切無かった。
その後、不思議な階段は90年以上にわたり、使用され続けてきました。
現代のこういった建築を見て、先の修道院の階段も、当時でも作れたはずだと言われる方がいます。
私には正直良く分かりません、ですが現代建築の場では、道具・素材の進歩は当時とは比べ物にならないのでは?と思います。
しかも老人は、たった一人で階段を作りました。作った事もさることながら、支柱の無い螺旋階段の知識は、あっぱれ!としか言いようがありません。
後に修道女たちは、「あれは大工のヨセフ様だったのだ」と結論づけたと言います。
聖ヨセフとは
やはりこの話、階段の構造に興味が行きがちですよね?ですが、老人がタイムリーに現れ、階段の謝礼も受け取らず姿を消す。オカルト好きな私としては、こちらの方が、よっぽど不思議に思えます。
きっと、聖ヨセフ様が「凄い所見せちゃおっかな~」みたいな感じで現れたのでは?とね。皆さんは、どう思われますか?