オカルトひろば

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てんかんを起こす悪魔 2700年前の粘土板に刻まれた姿⁉

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偶然にも粘土板の裏側より発見される!
https://news.ku.dk/all_news/2019/12/researcher-discovers-terrifying-epilepsy-demon-on-2700-year-old-clay-tablet/

悪魔ベンヌ!とは?

 

世界帝国アッシリア

イラク北部にて見つかった、約2700年前の粘土板に「悪魔像」が刻まれている事が発見された。この時代、アッシリアが強大な力をほこり、現在のイラク北部を占めるメソポタミア北部をアッシリア、南部をバビロニアと二分していた。だが後にアッシリアは、メソポタミア・シリア・エジプトを含む世界帝国を築いた。

粘土板

この粘土板を研究していた、デンマーク コペンハーゲン大学の研究者Troels Pank Arboll氏は、ドイツ ベルリン中東博物館(粘土板を所蔵)で長年研究してきた。このほど偶然にも、研究していた粘土板の裏側に刻まれた絵を発見した。


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https://news.ku.dk/all_news/2019/12/researcher-discovers-terrifying-epilepsy-demon-on-2700-year-old-clay-tablet/
 

ベンヌ

刻まれていた絵は、2本の角に蛇の舌、1本の尾を持つ悪魔だと言う。この悪魔は、「てんかん」を引き起こす「ベンヌ」と呼ばれていたらしい事が、絵の周囲に刻まれた文字から分かった。

古代のテキストで、特定の病気と結びつく悪魔が発見されたのは、今回が初めてと言う。


メソポタミアの神話に登場する、冥界の神ネルガル。ネルガルは戦争や死、疫病をつかさどると言う。この冥界の神ネルガルに従う悪魔は、ベンヌを指すと考えられる。


また、同じメソポタミアの神話に登場する、「月の神シン」の代理だと言う記述も有ると言う。古代アッシリア人は「てんかん」を「天啓」(神からのお告げ・天の教え:導き)とみなし、月の動きと体調や天啓などを考え、様々な角度から読み解こうとしていたのかも知れません。


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