オカルトひろば

宇宙・非科学的・時事問題など

【謎】存在しない国から日本へやって来た男

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彼は別の時間軸、パラレルワールドからの来訪者か?


1954年 7月 日本に入国しよと羽田空港に、不審な白人男性が飛行機から降りて現れました。


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入国管理官が入国を拒否しました。何故なら、その男性が持っていた、パスポート発行をしたとされる、「トレド」と言う国が確認出来なかったからです。


男は怒り出し、動揺している様子でした。彼は日本語・フランス語に精通していて、ビジネスで日本へやって来たと主張しました。


偽造パスポートを使い、入国しようとしているにしては様子がおかしいので、入国管理官が試しに世界地図を出し、トレドと言う国が何処に有るのか、男に指し示すよう促しました。


すると男は、この世界地図にトレドと言う国が載っていない事に驚いていた。それでもなお、この辺りのはずだと、指をさしたのは、アンドラ公国と言う小さな国だった。ですが、この男自身もアンドラ公国を知らなかった。


何度かビジネスの為に日本に来ていて、パスポートにも日本の印鑑が押されていました。また、日本以外の国にも行った記録が残っていた。


彼はパスポートの他に、運転免許証・小切手を持っていましたが、そこにもトレド国が発行した証明がされていた。


彼が向かおうとしている企業とも、10年以上に渡り取引関係が有ると主張しました。ですが、調べたところ企業は存在しませんでした。


しかし、前回来日した際の記録に、日本の印鑑が押されていました。また、宿泊予定のホテルの、予約証明書を出したそうです。ですが、そのホテルも存在していませんでした。


結局、別のホテルにガードマン付で、男を宿泊させました。しかし、翌朝ノックをしても返事が無い為、合鍵で部屋の中へ入ると、もぬけの殻に成っていました。


この部屋はホテルの5階、窓には足をかけるスペースもない。中から鍵がかかっている状態で、外に出たとは考えられない状況だった。


しかし、彼が持っていた大きな荷物も、全て無くなっていた。その後の警視庁の調査でも、一切足取りを追うことが出来なかった。


彼は、やっぱりパラレルワールドからやってきて、また自分の世界に戻ったんでしょうかね?


この話は、1954年 週刊ジャパンタイムズに、1981年 コリン・ウイルソン著作本に、1998年 トーマス・シーメン著作のミステリー本に掲載された。


彼はやっぱり、パラレルワールドからやってきて、自分の世界に戻ったんでしょうかね?これ、もし自分に降りかかった事だったら・・・と思うと怖いですね。