年神様とは、どんな神様⁉
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お正月に、鏡餅をお供えしますよね？
どんな神様に、お供えしているかご存知でしょうか。
鏡餅とは？
鏡餅とは正月飾りと言い、年（歳）神様へのお供え物であります。
お正月の間、鏡餅が年神様の依代となり、お家に滞在してくれます。
ちなみに年神様とは、穀物の神様です。
これは、お餅を神仏に供える日本の伝統であり、古くから行われて来ました。
餅を供える風習は、「源氏物語」に記述が有る事から、平安時代にはすでに行われていたようです。
ですが、鏡餅が現在の様な形に成ったのは、室町時代の頃であると言われています。これは家に、床の間が作られる様に成った為だと言われております。
鏡餅の形の本当の意味
では何故、お餅を重ねているのでしょうか？これにも意味が有ります。
鏡は古来より、この世とあの世の境界と言われて来ました。
つまり鏡餅の形は、私達の暮らすこの世界と、神様の神界までも含めた、全ての世界を表します。
一番下の大きなお餅は、私達の暮らす人間の世界、下層世界。
下層世界が一番広い為に、一番下のお餅は大きいとされています。
上のお餅は、中高世界。
そして、一番上は神界なのですが、この世界を表す物が八尺瓊勾玉の訳なのでしょうが？替わりに、みかんが置かれています。
そう、みかんが置かれている所は、天照大御神がおられる世界なのです。
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これはまた、神社の内宮を立体的に表したものだと言われております。
年神様とは？どなた様⁇
年末に掃除を済ませ、お供え物の鏡餅も飾り、準備万端で年神様を迎えます。
年神様は五穀神で、家に来てくれると有り難い。
あれ？年神様って、大変恐れ多いのですが、お名前はなんとおっしゃいましたかしら？
年神様のお名前を知る手掛かりは、やはり鏡餅に有るのです！
鏡餅は、八咫鏡に似せて作られた。
古来より、鏡は天照の事！
では、年神様は天照大御神！ではありません。
ですが、中らずしとも遠からずなのです。
実は、年神様とは、亡くなられた天照大御神なのです。
亡くなられた後のお名前を、建御雷之男神と言う説が有ります。
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年神様は天照で、祟り神でもある、自分以外の神様を認めない。
年神様は、亡くなられた神様。
貴方様は亡くなっても、やがて生き返られます。
この様に家長は、おとそを飲んでお教えするのです。
