プエルトリコのUMA!中南米の悪魔と言われるチュパカブラその正体とは?
チュパカブラとは、1990年代半ばに報告されてから、その出現が爆発的に広まったUMA(Unidentified Mysterious Animal 「和製英語」の頭文字をとったもの)です。家畜の血を吸うなどとされ、比較的に目撃例が多い事でも知られています。また奇妙な事に、その怪物の出現が ほぼ10年周期で繰り返されると言う事である。
チュパカブラとは?
家畜の血を吸う謎のモンスター「チュパカブラ(ヤギを吸う者)」と言う造語が付けられる。その後、謎の生物の通称としてプエルトリコ中に広まった。
1995年3月11日プエルトリコのオロコビス近郊で、羊8頭が殺害される。いずれも胸部に生き血を吸われたらしい穴が3つ空いていた。しかし、不思議な事に穴の周囲には、出血した痕が全く無かった。
チュパカブラの特徴
- 頭部が卵形
- 目が真っ赤で大きい
- 小さな鼻孔(びこう)がふたつ
- 口の上下両方から、鋭いキバが2本ある
- 長さ30センチの舌
- 舌先はアイスピックの様に鋭い
- 小さな前肢(ぜんし)と、たくましい後足
- 後足に かぎ爪の付いた3本の指
目撃例
1995年2月末 午後3時過ぎ、マデリン・トレンティー夫人と隣人が、プエルトリコ中央部オロコビス町に通じる山道で目撃した。
それは体長90センチ程、大きな赤い目をして鼻孔と思われる穴が2つあり、不気味な顔をし口から牙が突き出していた。足の指は3本、手もそのように見え、爪先は鋭くとがっていた。生物の全身に茶褐色の毛が生えていたようだ。
隣人がその奇妙な生物を追いかけたが、それに気付いた生物は6メートルの高さの木を楽々飛び越えて姿を消した。
その後、プエルトリコ中央の山岳部に点在する村々に不気味な怪物が現れ、家畜を次々に襲いはじめた。
知能を持つ生物
死骸の首や下顎に6~12ミリの穴が空けられ、的確に脳を通過している。
この事から、プエルトリコの獣医カリオス・ソトは既知(きち)の肉食獣ではなく、知能を持つ生物と指摘している。
島中が一大パニック⁉
殺された家畜の全身の血液が抜き取られていた、この為 伝説の吸血鬼がよみがえったとし、島中が大パニックに陥った。
プエルトリコ政府は、「全ての野犬と不法に持ち込まれた、ヒヒの仕業なので心配無い」とコメントした。だが、信じる者はほとんどいない。
島北東部カノヴァナス市長ホセ・ソトは、チュパカブラ対策委員会を組織し、捕獲作戦の陣頭指揮をとっている。
チュパカブラが襲うのは、山羊・羊・アヒル・ウサギ・ニワトリなどの家畜と、犬・猫 たまには牛・馬の大型生物が狙われる。そのうち人間が襲われる事を、島民は一番恐れていた。
安全な場所でふんぞり返る役人より、チュパカブラを目撃した人々の証言を信用するのは当然だ。
実は前述したチュパカブラの特徴以外にも
- 鳥のような翼があった
- 体がヌメヌメしていた
- 背中に突起があった
- 長い耳があった
- 昆虫のようだった
- 体がカメレオンのように変色する
と、まあ色々です。
でも突然の事で恐怖から、観察出来るとも思えません。証言が一致しないのも当たり前。だからと言って、チュパカブラは存在しない!とも言い切れないと思います。
参考元 徳間書店