呪いのベンツ！都市伝説⁉
初めに言っておきましょう、都市伝説です。
1914年6月28日 オーストリア皇太子フェルディナンド大公夫妻が、サラエボで銃撃され殺された。この「サラエボ事件」をきっかけに、第一次世界大戦が始まった。
皇太子は、血のように真っ赤な最新式のベンツ540に乗っていた。サラエボ事件のあと、事件当時同乗していたポチオレック将軍が所有したが、将軍は前線で大敗を喫し、精神を患った後に死亡した。
次にベンツの所有者となったドスメリア大尉は、受け継いだ9日後に農夫二人をひき殺し、自分も立ち木に激突し死亡。
4人目の所有者はユーゴスラビア州知事で、ベンツを修復し最新の改良を施したが、4ヶ月で4度の事故を起こして右腕を失った。
5人目の所有者は、州知事の友人の医師が譲り受けるが、6ヶ月後に路上で逆さになったベンツに押しつぶされた姿で発見された。
6人目の所有者は、オランダ人の宝石商、1年後に自殺してしまった。
7人目の所有者は、スイス人のカーレーサー。彼は、このベンツでのレース中に事故死。
8人目の所有者は、ドイツ人実業家。9人目の所有者は、農場主と、わたったが、いずれも所有者は不可解な事故死を遂げている。
ある所有者は、ボディーを赤から青に塗り替えた。しかし、乗用中の事故で6人のうち5人が亡くなった。「呪いのベンツ」「死神ベンツ」と呼ばれたこの車は、ウイーン博物館に引き取られた。その後、連合軍の爆撃によって、この世から消え去った。
と、言う都市伝説！実は、皇太子が乗っていたのはベンツではなく、オーストリアの自動車メーカーGraef&Stift社の物で、色も赤ではなかった。しかも現在この車は、ウイーンの軍事博物館に展示されている。
呪われたベンツが他にあったのか？まったくのでっち上げ、もしくは少しでも真実が含まれるのか、まったくわからない。だが私は、何も無い所から都市伝説は生まれ無いと思う。やはり、この話の元となる何かは有ったのでは？と思うのです。
