かつて恐ろしい程の的中率で未来を言い当てた、預言者がいたことをご存知でしょうか?
預言者の名は、ヴェロニカ・ルーケンという女性です。アメリカ ニューヨーク州 ベイサイドで、「ベイサイドの預言者」と呼ばれていました。
ヴェロニカ・ルーケンは聖母マリアと対話したと主張、しかしカトリック教会からは認定されなかった。
そもそも、カトリック教会からの認定とは?バチカンは聖母に化けた悪霊に支配されぬよう、報告される現象について綿密な調査を行う。その上で「本物」だけを奇跡として認定する。
バチカンが公認した聖母出現の奇跡は、実に16~24例(件数は不確かです)だけである。日本では、秋田県の涙を流すマリア像が認定されている。
ヴェロニカ・ルーケンは、1970年から亡くなる前年の1994年まで、聖母マリアやカトリック教会の聖人たちからの言葉を預言した。彼女が受けた預言の数々は、恐ろしい程の的中率で未来を言い当てた。
その預言は、中東戦争の勃発と泥沼化、ヨハネ・パウロ二世の狙撃事件、レーガン大統領暗殺未遂事件などの他、地震やハリケーンなどの天変地異も的中させている。
彼女の預言には、過激な内容の物も多かった。例えばUFOに関する預言もあるのだ。
UFOは地獄の輸送機関であり、人類を混乱させるためにサタンが作ったものである。
また、こんな預言も残している。
多くの怪奇現象が地上と空中で起きるが、数多くの偽りの奇跡に用心せよ。
これは彼女が、1974年に聖母マリアから受けたメッセージだという。1975年には、以下の様なメッセージも受けているという。
救いの球が地球の大気中に入ってくる時、人々の心臓は恐怖で止まり、多くの者が炎の中で死ぬ。これは人類に下された天罰で、人類の浄めである。
まるで人類滅亡を預言しているかの様である。その過激さゆえ、ヴェロニカ・ルーケンの聖母マリア出現譚は、カトリック教会から認定されない、それどころか否定されている。だが彼女の預言を信じる者は、今も少なくないという。