オカルトひろば

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伝説のムー大陸 1万2000年前に消えた大陸と文明

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水平線の向こうに人々が夢見た楽園 ムー大陸
https://lastra.jp/history/sample-history3/

古より人は楽園を夢みた、遠い何処かに楽園が有ると想像しただろう。


楽園の伝説というものは、いくつもある。そんな楽園伝説に、一つの答えを出そうとした本が、かつて出版された。

失われたムー大陸

時は1926年、まだ第二次世界大戦以前である。アメリカ ニューヨークで、その本は出版された。題名は「ザ・ロストコンチネスト・オブ・ムー」。後に日本語に翻訳され、「失われたムー大陸」として知られる事となった。


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https://kyoko-np.net/2010031801.html


当時、多くの人の関心を集めたのは、謎の古代文明であった。今より1万2000年以上も昔、太平洋に「ムー」と呼ばれる巨大な大陸が存在した。南北5000㎞、東西8000㎞、ハワイ諸島からイースター島ポンペイ島、トンガ島、クック島、マリアナ諸島をカバーし、ポリネシアからミクロネシアメラネシアまでの広大な領域を有していた。


今日の太平洋諸国が温暖な気候であるように、ムー大陸もまた楽園であったという。多くの野生動物や、人間も平和に暮らしていた。また、ムー大陸は人間の発祥の地であり、世界文明の発祥の地とされている。

世界文明の発祥?


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http://chyren666.seesaa.net/article/398794599.html


ムーの人々は、絶対神「ナラヤナ(七頭の蛇)」を崇拝し、信仰と政治が融合する、祭政一致の社会構造であった。支配者の名は「ラ・ムー」といい、神官にして王でもあった。

ラ・ムーは教えを広めるために、聖なる兄弟「ナーカル」を世界中に派遣した。エジプトやインカ、インド、チベットなどは、ナーカルが教えを伝えることで、古代文明を築き上げたという。

  

ムー大陸

ムー大陸は運河によって大きく3つに分かれており、全部で7つの都市があった。首都「ヒラニプラ」の王宮は、火のような光を放つ謎の金属など、見たこともない材質で造られ、そこに金銀や象牙がふんだんに散りばめられていた。まさに王都の美しさはたとえようもなく、王宮以外の建物はもとより、石畳で舗装された道路は自然と見事なまでに調和していた。

  

ムーの伝説

人口は最盛期で約6400万人を数え、世界中の人種が存在した。人々は、ここで何不自由なく、優雅な生活をおくり、舟遊びや劇場見物などをして、時を過ごしていた。悩みといえば、たまに暴れる怪物への対処だったというが、それとても、人々の心を乱すものではなかった。しかし、その楽園は永遠ではなかった。人類がムー大陸に誕生して500万年。彼らは高度な文明を築き上げたが、あるとき史上最大の悲劇に見舞われる。突如、巨大地震が襲ってきて、火山という火山が噴火。大規模な地殻変動が起こり、地下内部に蟻の巣のように張り巡らされた空間のガスが大爆発を起こし、その上に乗っていたムー大陸もろとも、吹き飛ばしてしまったのである。これによって、ムー大陸は一夜にして、海中に水没。わずかに残った山の頂が、今日、太平洋に浮かぶ島々として残ったという。


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