ツングースカでの大爆発とは?
シベリア ツングースカの大爆発
皆さんは20世紀初頭に、不思議な大爆発があったのをご存知でしょうか?
おおまかな話しでは、1908年シベリアのツングースカで大爆発が起こりました。
原因は隕石だとか、雪の塊が飛来し激突した、などと言われていますが、公式にはハッキリとした発表はされてないようです。
さあ!それでは詳しい話に行ってみましょう。
1908年6月30日の午前7時14分、中央シベリア高原のツングースカ地方(ポドカーメンナヤ・
ツングースカ川付近)で事件が起きた。
空に真っ赤に燃える物体が現れたかと思うと、空中で凄まじい大爆発を起こした。
その爆発の希望は、2000平方キロの森林をなぎ倒し、これは東京都の面積に匹敵する
広さである。同時に1500頭のトナカイと動物を一瞬にして焼き殺した。
その衝撃は4時間41分後に、ドイツのポツダムで異常な空気振動として。
8時間後に、アメリカのワシントンでも衝撃波をキャッチした。
3時間28分後には再びポツダムで観測された。
つまり爆発時の衝撃波が、地球を1周したことになる。
そのため世界の各地で、しばらく異様な色の夕焼けが見られたと言う。
奇妙なことに、これほどの大災害にもかかわらず、初の本格的調査が行われたのは、
事件から19年も経った1927年だった。
調査を行ったのは、地球物理学のクリック博士を会長とする「ソ連科学アカデミー」。
彼らは爆風でなぎ倒された針葉樹林の中、円形の沼が散在する「グランドゼロ(爆心地)」に到達した。木々が爆心地を中心に外側に倒れていたために、そこに隕石が落下した事により、大爆発が引き起こされたとされた。
だが1958年から再度行われたツングースカ調査で、隕石の破片が全く見当たらなかったことから、隕石説が疑問視されるようになる。
イーゴリ・ゾードキン博士らが、雪の塊天体である彗星が秒速35〜40キロの高速度で大気圏に突入したため、地上と衝突した瞬間に蒸発したと言う結論を提出した。
しかし世界中の天文学者が、誰1人気づかなかったのは何故かと言う謎が残る。
さらに爆発の規模が、広島原爆の1500発分(30メガトン)と言う威力だった。
後にアメリカと旧ソ連の専門家によって調査結果のデータから試算されている。
そのため今では「反物質説」から実に「ミニブラックホール説」までの様々な説が
出ているのである。
実は爆発の際の、重要な目撃証言がある。
そっれはツングースカで爆発した宇宙からの物体は、多くの目撃者の証言から筒型のチューブ状だったことが判明している。その事は、事件当時イルクーツクで発行された地方新聞にも掲載されていた。
650キロ北にある村の農民たちが、肉眼にはまぶしすぎる強烈な光を発見、それが10分ほどかかって水平に飛行してから、一気に地上に落下したのを目撃した。
その物体がチューブのような円筒形だったと証言している。
それが落下した途端、真っ黒な巨大なキノコ曇が湧き上がり、続いて起きた凄まじい轟音とともに地面と建物が一斉に激しく揺れ、雲の内部から赤い炎が空高く盛り上がっていたと言う。
皆さんどうでしょう?目撃証言を考えると、宇宙船だったのではないでしょうかね?
参考元 徳間書店