近頃、筋トレ(筋力トレーニング)愛好家の筋肉増強剤「アナボリックステロイド」使用による、健康被害が広まっている。
これにより、厚生労働省が利用状況や流通経路などの調査に乗り出した。
実際に報告されている被害には、肝機能障害や生殖機能低下などの副作用があると言う。
インターネットで容易に海外から購入出来る為、危険性が高いと判断した場合は、輸入規制も行うとの事。
被害の実例としてアナボリックステロイドを、3年間服用し筋トレを続けた事で、とても後悔している男性がいます。
異変が生じたのは、使用から半年後。
イライラする事が増え、胸部が女性の様に膨らんできた。
急激な筋肉量の増加で、肌には亀裂が出来た。
幻覚も現れるようになり、統合失調症と強迫性障害と診断された。
その後、使用をやめたものの、障害の影響で仕事が続けられなくなった。
皮膚には今も亀裂の痕が残っていると言います。
彼は、SNSで同剤が好意的に紹介されている、最近の状況に危機感を抱き、体験談をつづって安易に使用しないよう訴えている。
皆さんも、お薬やサプリメントを服用の際は、気を付けましょう。
参考元 読売新聞