着陸したUFOから出てきたエイリアンとは?
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UFO搭乗証言に疑惑!その理由とは?
UFOの形として最も有名と思われるのは、「アダムスキータイプ」であろう。このアダムスキーとは、アダムスキータイプのUFO目撃で有名なジョージ・アダムスキーの名をとったものである。
ジョージ・アダムスキー
ジョージ・アダムスキーは、ポーランド生まれのアメリカ人で、20世紀で最も良く知られたUFOコンタクティーだった。しかし、それ以前から、余り売れないSF作家でもあった。1965年 74歳で亡くなるまで、熱心な哲学的宗教家として活動をしていた事でも知られている。
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1952年11月 アダムスキー(61歳のとき)は カリフォルニア州モハベ砂漠を仲間とドライブしていた時だ、巨大な「葉巻型UFO」を目撃した。その葉巻型UFOの中から、飛び出した小型UFO(アダムスキータイプ)が地上に着陸、そこから出てきた人間型エイリアンと遭遇した。ちなみに彼の説では、この時のエイリアンは金星人だと言う。
これを機に、売れないSF作家アダムスキーの名は、一躍世界中に知れる事となった。同時に底部に3つの半球型の「ギア装置」と、中央に「炉心」を備えたUFOが「アダムスキータイプ」として認知された。
文献に残された葉巻型UFO
実は葉巻型UFOについては、古くから知られていた。特に北欧など北方地域の国々で、19世紀頃から目撃される事が多く、「ゴーストロケット」と呼ばれていた。また、1561年4月14日にスイスのヌレンベルリに、無数に現れた葉巻型UFOの記録が有る。この記録には、葉巻型UFOの内部からアダムスキータイプの様な飛行物体が、次々と出てくる挿絵も有る。この様に大昔の文献にも、空中に出現した葉巻型UFOとしか思えない、飛行物体の記述が残されている。
そう言った事から「アダムスキーの遭遇事件」を考えると、本当に起きた出来事で、人間型エイリアンや多くのUFO写真は真実なのだ!と信じたい所であるが、簡単にうのみに出来ない理由も実はあるのだ。
円盤に見る4個目の窓?
アダムスキーが反射望遠鏡を用いて撮影したUFO写真を、全てインチキとする鑑定結果も有る。その一方では、インチキを証明出来ないとする鑑定結果も有り、未だに結論は出ていない。しかし、アダムスキーの死後も、世界各地で葉巻型UFOとアダムスキータイプの目撃と撮影が相次いでいる。
1967年 テキサス州ロコ在住の農民キャロル・ワッツが、葉巻型UFOの撮影に成功、その写真の真偽を元アメリカ空軍のUFO調査機関に属した天文学者ジョセフ・アレン・ハイネック博士が、ワッツの目撃が信頼性の高いものと認めている。
また、1954年2月15日 イギリス ランカシャー州コニストン在住のスティーブン・ダービシャー(当時13歳)と、その従兄弟のエイドリアン・マイヤーが、UFOを目撃している。この時、彼らが蛇腹式の小型カメラで撮影したUFOは、のちにアダムスキータイプと判明する。
スティーブンが目撃時に語った「確かに僕はスケッチブックには窓を3つ描いているから、本(アダムスキーの本)の写真と同じだけど、実際には円盤が去っていく時に少し回転した為に、4個目の窓が見えたんです」と言う証言が問題となった。
当時既に出版されていた、アダムスキーの「空飛ぶ円盤実見記(Flying Saucers Have Landed)」に掲載されたアダムスキータイプの写真と窓の数が違っていた為に、彼らの目撃談が疑われた。これについて再調査の結果、「空飛ぶ円盤実見記」に使われたUFO写真は、右端を少しトリミングしてあり、原版には窓が4つ有ったのだ。
しかし、UFOに同乗したり、彼らのリーダーから多くの宇宙的真理を聞かされたり、彼らが金星からやって来たと言う証言は、アダムスキーの自論である。なぜなら、「アダムスキーの遭遇事件」以前の、1949年に彼が発表したSF小説「宇宙のパイオニア」の中で、全く同じ事が書かれているからだ。
この為、アダムスキーがUFOに同乗して撮影したというUFO写真は、反射望遠鏡を使って地上から撮影し、贋作(がんさく)した可能性がある。