自然現象か?それともUFOか?
第二次世界大戦後期、小型の球形飛行物体や赤・橙、黄色・白色の光を放つ飛行物体の出現があいついだ。
当時、アメリカ空軍によって「フーファイター Foo Fighters」呼ばれる。
1945年イタリアの空戦で、撮影されたフーファイター。
その謎の飛行物体は、ヨーロッパ上空・太平洋上空にも出没した。それらは連合軍だけでなく、日本やドイツのパイロットや水兵、陸上兵にも目撃されている。
1942年 南太平洋のソロモン諸島での、米海兵隊のスティーブン・J・ブリックナーによる、フーファイター目撃証言は非常に興味深い。
空襲警報を聞いて空を見上げたブリックナーは、他の兵士たちと150ほどの物体が、空中で「震えながら動いている」のを見たと言う。
フーファイターその物体は、光球と言うよりも磨いた銀色をしていた。10~12機で隊列をくみ、日本軍機よりも速い速度で飛んでいた。
人生で最も畏敬の念を喚起させる存在だった、あれはこれまでにないスペクタクルだった。
と、神聖な存在に遭遇したかの様な供述をしている。
フーファイターは群れをなし、戦闘機にまとわりつくように追尾して来る。米陸軍少佐は、その振る舞いが、「戦場を監視している様だった」と証言している。
その正体を「謎めいた秘密兵器」と結論づけているのは、アメリカ「タイムズ」紙である。
1944年 ドイツ上空で撮影されたもの。
注目すべき点は「小型で銀色の球形物体が、戦闘機のそばにはりつき、高速でどこまでもついてきた。」という所で、目撃者たちの証言が一致している。
まるで、戦場を監視していた様な、お互いに傷つけあう様を見ていたのか?
それがブリックナーの感じた様に、神聖なる存在であれば・・・。どう思うのか?
フーファイターは人に危害を加える事は無かった。そして、戦争の終結とともに、目撃数は減少し新たな目撃も無くなった。
当時の航空技術では考えられない運動性能を見せつけ、パイロットを翻弄した実体があるのか?ただの発光現象か?何一つ分かっていない。
参考元 学研プラス